大腿部・下腿部肉離れでお困りの方へ

  • 100m走のダッシュで太ももの裏に激痛が走った
  • バスケットのジャンプでふくらはぎに激痛が走った
  • 肉離れの再発に悩まされている
  • 肉離れをしてから全力でプレーが出来ない
  • 肉離れを起こすことが怖くて運動を楽しめない

肉離れは、スポーツをされる方に多く見られるケガで、特に太ももの裏とふくらはぎに起こることが多い代表的なスポーツ外傷の一種です。

また特に運動されない方であっても、ちょっとした動作にともなって肉離れを起こすこともまれに存在します。

肉離れはスポーツ外傷の一種であるため、予測や予防が困難だと考えられる傾向にあり、また再発率が高いことも特徴と言えます。

ですが、普段から身体のメンテナンスや身体の使い方を見直すことで、肉離れの発症リスクや再発リスクを下げることが期待できます。

大腿部・下腿部肉離れとは?

大腿部や下腿部に起こる肉離れは、医学的には「挫傷」と呼ばれるケガのことを意味します。
私たちの筋肉は1つの塊として存在しているのではなく、筋線維と呼ばれる細い筋肉が集まって構成されています。

肉離れは、筋肉に対して瞬間的な外力が加わることによって、筋線維を断裂してしまうケガのことです。
大腿部や下腿部の筋肉は大きくて強いため、肉離れを起こした時の衝撃や痛みも強くなる傾向にあります。

また、肉離れは全身のどの筋肉にも起こり得ます。
よく起きる場所としては、太ももの後ろ、太ももの前、ふくらはぎなど、下肢の筋肉が挙げられます。

どちらかというと、若い方の場合は太ももの前面や後面に肉離れを起こしやすいのに対し、
中高年以降の方の場合、ふくらはぎに肉離れを起こしやすい傾向にあります。

大腿部・下腿部肉離れ原因と主な症状

原因

大腿部・下腿部肉離れの一番の原因は、筋肉にかかる瞬間的かつ過度の負荷です。

筋肉の強い収縮が起こった時に、反対側へ瞬間的に引き延ばされる力が加わることで、肉離れを起こしやすくなります。
ダッシュやジャンプといった動作で、肉離れを起こすことが多いのはそのためです。
大きな負荷が筋肉にかかると、筋力に負けて筋線維が切れてしまいます。

このような一瞬の外力によって起こる肉離れのようなケガのことを、専門的にはスポーツ外傷と呼んでおり、継続的な負荷によって徐々に発症するテニス肘などのスポーツ障害と区別しています。

また、運動をする前のウォーミングアップ不足も大きな原因に挙げられます。
入念にストレッチやウォーミングアップを行わないで運動を開始した場合、筋線維が断裂するリスクを高めます。

その他の原因としては、筋肉や関節が硬いこと、筋肉の付き方のバランスが悪いこと、誤った身体の使い方をしていることなどが挙げられます。

症状

大腿部・下腿部肉離れを発症した場合、断裂した筋肉を伸ばした時(伸長時)に特に痛みが出ます。
逆に筋肉に力を入れる時(収縮時)にも痛みが出ます。

また、外傷に伴い炎症の5大兆候が見られます。
炎症の5大兆候とは、「疼痛」「熱感」「腫脹」「発赤」「機能障害」を意味します。

大腿部・下腿部の肉離れの発症すると患部が熱を持って(熱感)ズキズキと疼くように痛みます(疼痛)。
また、患部が赤く腫れあがったり(発赤・腫脹)、痛みのために歩行が困難になったり(機能障害)します。

その他の症状としては、断裂した箇所を押すと痛みが出たり(圧痛)、内出血を伴ったり、患部に陥凹といって、ボコッとへこんだような傷を負うこともあります。
ふくらはぎの場合は、アキレス腱断裂との鑑別が必要となります。

大腿部・下腿部肉離れの一般的な治療法

大腿部・下腿部肉離れが疑われる場合、
整形外科や治療院、整骨院などでは、
次のような対処を行うことで、症状の改善を図ります。

安静

肉離れは、簡単にいうと筋肉が切れた状態を意味します。
そのため、皮膚に切り傷を負った場合と同様、基本的には安静にしていることが一番とされています。

冷却

肉離れにともなう痛みが激しい場合、アイスパックなどを利用して冷却(アイシング)を行います。
患部を冷却することで、一時的に痛みを感じにくくさせることが可能となります。
また、患部を冷やすことで血液の流入量を減少させ、炎症の拡大を予防することにもつながります。

圧迫固定

皮膚が切れた時に、絆創膏などで患部を覆うように、肉離れを起こした場所に包帯やテーピングなどを巻いて圧迫固定します。
切れた筋肉がくっつくようにして圧迫固定し、安静にすることで、ただ放置しておく場合よりも症状を早く改善することにつながります。

大腿部・下腿部肉離れの大船リライト整骨院のアプローチ方法

かつては大腿部・下腿部肉離れを起こした場合、アイシングをしたうえで固定し、
安静にしていることが一番だとされていました。

これはRICE処置といって、患部を冷やして(Ice)圧迫固定(Compression)し、安静(Rest)にする、
安全かつとても一般的な治療法でした。(場合によっては患部を心臓より高くするケース(Elevation)もあります。)

ですが、近年の研究によって、RICE処置だけではなく、患部を保護したうえで(Protect)、適切な負荷(Optimal Loading)をかけたほうが、症状の回復を早めることが分かってきています(POLICE処置)。

肉離れを起こした場合であっても同様に、
ある程度の負荷を掛けたほうが、かえって症状の回復を早めることが分かってきています。

そこで、大船リライト整骨院では、
次のような施術によって、大腿部・下腿部肉離れの早期回復を図っています。

シナプス療法

肉離れの直接的な原因は、急激な外力によって筋線維が断裂することです。 

断裂した筋肉はすぐに断裂した箇所を埋めようとします(擦り傷の修復がすぐに始まることと同じです)。
この埋まった箇所を瘢痕(はんこん)組織と呼んでいます。 
肉離れをした後に早期から施術を行えるのは、瘢痕組織の形成が始まっているため、つまり、身体の中で修復作業が始まっているためです。
また、肉離れをした箇所には、筋肉や筋膜の損傷が起きているために強く痛みが出現しています。

そしてこれは、断裂した筋肉周りの神経に異常伝達が起きていることも原因となっています。

当院では、優しくソフトな刺激で患部にアプローチするシナプス療法の施術を行うことで、患部の神経伝達異常の改善、および症状の早期改善を図っています。

なぜ神経伝達異常を改善するかというと、筋肉は神経の指令によって動いているからです。

どれだけ断裂した筋肉に対してアプローチを行っても、大元であるその筋肉を動かす神経の働きに異常が起きたままでは、
いつまでも痛みがとり切れず、また、再発もしやすくなってしまいます。
筋肉へのアプローチは当院でも行いますが、シナプス療法を行うことで、症状の回復はもちろんのこと、肉離れの再発を予防することにも期待できます。
シナプス療法については、こちらのページで詳しくご紹介しています。

各種電気療法

肉離れの程度に応じて立体動態波治療機器や超音波治療機器、酸素カプセル、微弱電流治療機器といった電気療法を使い分け、大腿部・下腿部肉離れからの早期改善を図っています。

身体の使い方のアドバイス

大腿部・下腿部肉離れを繰り返す方を見ていると、身体の使い方が間違っているケースが非常に多くみられます。 
特に無理に強いボールを蹴る、高くジャンプをしようとするなど、パフォーマンスを求めるあまり、自分の身体に合っていない使い方をしていると、大腿部・下腿部肉離れの発症リスクは更に高まってしまいます。 

そのため、運動中の身体の使い方や、日常生活における注意点、自宅でできる簡単なセルフケアなどに関するアドバイスを行っています。

運動療法

断裂した筋肉はどうしても筋力が弱くなってしまうため、施術と同時に運動療法を行い筋力の改善を図ります。 
また、運動療法にもシナプス療法の技術を応用し、神経の働きを同時に改善しながら行うことで、より運動療法の効果を高めることが可能です。

大腿部・下腿部肉離れは大船リライト整骨院までご相談ください

大腿部・下腿部肉離れを起こした場合、ある程度の期間は運動を休止しなければなりません。

ですが、絶対安静にしているよりも、適切な負荷を掛けたほうが、かえって症状の回復を早めることが分かってきています(POLICE処置)。

大船リライト整骨院では、独自のシナプス療法や各種電気療法を組み合わせ患部の早期回復を促しつつ、
リハビリテーションを並行して行うことで、身体の機能を取り戻し、症状の回復および再発防止に取り組んでいます。

大腿部・下腿部肉離れの症状に悩まれている方や、早くスポーツや通常の日常生活に復帰したい方は、
大船リライト整骨院までご相談ください。

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